ファイルスロット用SCSIハードディスクやハードディスク専用スロット
のハードディスクは載せかえられます。
ファイルスロット用SCSIハードディスクの場合
交換方法
[1] ファイルスロット用ハードディスクユニット(SCSI型)(以降、FS籠と呼ぶ)の外側のネジを外し、金具を取り外す。
[2] FS籠とハードディスク(ベアドライブ)を固定しているネジを外す。
[3] ベアドライブと内部の基盤を接続しているケーブル(電源用と信号用の2本)を取り外し、古いベアドライブは取り出す。
(ケーブルはかなり堅く接続されていることがあるので、気をつけてはずして下さい。)
[4] [3]ではずしたケーブルに新しいベアドライブを接続する。
(このとき、接続するドライブの仕様書でSCSI-ID及び転送モードど確認・設定しておく。)
[5] 新しいベアドライブをFS籠の金具に固定する。
[6] FS籠の外側の金具をはめてネジで止める。
交換例
元のドライブユニット : NEC製 PC-HD100FB
(元のドライブ) : NEC製 D3856 (100MB)
交換に使用したドライブ : IBM製 DPES-3180 (1050MB)
テストPC : NEC PC-9821Ae/U2、As/U2 及び An/C9T
使用SCSI IF : NEC PC-9821A-E10 / ICM IF-2560でも問題なし
ハードディスク専用スロット用(SCSI)の場合
交換方法(FS籠の方法とほぼ同じです。)
[1] ハードディスク専用スロット用ハードディスクユニット(SCSI型)
(以降、SCSI籠と呼ぶ)の外側のネジを外し、金具を取り外す。
[2] SCSI籠とハードディスク(ベアドライブ)を固定しているネジを外す。
[3] ベアドライブと内部の基盤を接続しているケーブル(電源用と信号用の2本)を取り外し、古いベアドライブは取り出す。
(ケーブルはかなり堅く接続されていることがあるので、気をつけてはずして下さい。)
[4] [3]ではずしたケーブルに新しいベアドライブを接続する。
(このとき、接続するドライブの仕様書でSCSI-ID及び転送モードど確認・設定しておく。)
[5] 新しいベアドライブをSCSI籠の金具に固定する。
[6] SCSI籠の外側の金具をはめてネジで止める。
交換例
元のドライブユニット : ICM製 INTER-100FN
(元のドライブ) : NEC製 D3856 (100MB)
交換に使用したドライブ : IBM製 DPES-3180 (1050MB)
テストPC : NEC PC-9821Ae/U2、As/U2 及び An/C9T
使用SCSI IF : PC-9821A-E10
ハードディスク専用スロット用(IDE)の場合
交換例
元のドライブユニット : ICM製 INTER-240A
(元のドライブ) : WD製 (240MB)
交換に使用したドライブ : Westan Degital製 (2000MB)
テストPC : NEC PC-9821An/C9T
フロッピィーディスクドライブを交換する
壊れてしまったドライブと同じ型番・同じピン配列のドライブを用意すれば、
何の問題もなく交換できます。
たとえば、ドライブがFD-1148Tという型番だったら壊れていない
FD-1148Tとの交換ということになります。
しかし、98用のFDドライブの入手単体は困難です。
そこで、同様の機種のジャンク品(FDD以外の壊れた物)を入手します。
少ないけど手持ちの資料によると、
A-MATE
PC-9821Ae/u2 As/u2 Ap/u2 はFD-1137TまたはFD-1138T
PC-9821An/u2 An/u8 An/C9T はFD-1148T
PC-982Xa/C10 はFD-1148T
IRQ,INT対応表
Windowsでは割り込み番号のことをIRQで表していますが、
PC-98ではINTで長年表してきました。
IRQとINTは次のように対応しています。
古いボードを手に入れた時でも、空いている
割り込み番号に設定すれば動くこともあります。
IRQ | INT |
3 | 0 |
5 | 1 |
6 | 2 |
9 | 3 |
10 | 41 |
11 | 42 |
12 | 5 |
13 | 6 |
|
特殊フォルダ作成(Win95のみ)
プリンタ、コントロールパネル、ダイヤルアップネットワークの
アイコンを複数作成する方法の紹介です。
方法
すべて半角文字で次のファイル名の3つのファイルを作ります。
1.右クリックで「新規作成」を選択し、テキストファイルを作ってください。
2.そのファイル名は「新規テキスト文書.txt」になってますが、その名前を下のファイル名にします。
注意点としては、txtという拡張子は含めないことと、3つのファイルを作るので、手順1,2を
それぞれ3回行うということです。
プリンタ.{2227A280-3AEA-1069-A2DE-08002B30309D}
コントロールパネル.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}
ダイヤルアップネットワーク.{992CFFA0-F557-101A-88EC-00DD010CCC48}
NEC純正CD-ROMドライブ用デバイスドライバの対応
対応ドライブ別に、それぞれデバイスドライバが用意されています。
ドライバをきちんとCONFIG.SYSに登録すれば、DOSでも各PCでCD-ROMが利用できるようになります。
NEC製 MS-DOSに付属のCDドライバインストールプログラムを使用すると、ファイル名は
NECCD.SYSに変更されますので注意してください。
NECCDA.SYS
・SCSI1モード用 CD-ROMドライバ
SCSI1カード(PC-9801-55U/92/N-J03/FA-02,PC-9821A-E10,PC-H98-B03/B12)にCD-ROMを接続/ドッキングステーションCD用
(PC-98GS/PC-9821/Ce/Ap2/An/XaC10W内蔵用PC-CD103/60/60D/60F/160F/170/170N/180/180X/600/800増設用)
NECCDB.SYS
・SCSI2モード用 CD-ROMドライバ
SCSI2カード(PC-9801-100/N-J03R,PC-9821X-B02/B02L)にCD-ROM接続用
NECCDC.SYS
・内蔵用 CD-ROMドライバタイプ1
PC-9821V10/Xe10/Xa7/Xa9/Xa10/Xa12/Xa13/Xt13/Cx/Cf/Cb2/Cx2/BX4/U2/C-P内蔵用
NECCDD.SYS
・内蔵用 CD-ROMドライバタイプ2
PC-9821As3/Ap3/Ce2/Cs2/Cb/Cb3/Xs/Xp/Xn/Xf/Xa(C9W)内蔵・PC-CD60D増設用
NECCDE.SYS
・内蔵用 CD-ROMドライバタイプ3
PC-9821Na7/Nb7/Nx内蔵用
NECCDF.SYS
・内蔵用 CD-ROMドライバタイプ4
PC-9821V7/V10/Xa7e内蔵用
NECCDG.SYS
・内蔵用 CD-ROMドライバタイプ5
PC-9821Na7/Na9/Na12内蔵用
NECCDH.SYS
・内蔵用 CD-ROMドライバタイプ6
PC-9821Cx3内蔵用
NECCDJ.SYS
・内蔵用 CD-ROMドライバタイプ7
PC-9821Ct20/V200M7内蔵用
NECCDK.SYS
・内蔵用 CD-ROMドライバタイプ8
PC-9821Rs20/Rv20/RsU26/RvU26内蔵用
NECCDM.SYS
・内蔵用 CD-ROMドライバタイプ9
その他のPC-9800シリーズ内蔵の専用インタフェースCD-ROM/CD-R/DVD-ROMドライブ用
IO DATAメモリーボードで61SIMM以外を使う
BA-34シリーズ
FA-34シリーズ
FS-34シリーズ
などのPIO-SIM61によってメモリーの追加増設の可能なIOデータ製のベースボードだけの
裏技です。
私が実際に試したのはBA-34シリーズです。このメモリーボードはいくつかのタイプがあります。
1.ボードにメモリが直付けされていて、ボード上の空きスロットにSIMMを増設するタイプ
2.ボード上の空きスロットにPIO-HEX-4MやPIO-HEX-8Mという型番のSIMM
(「CAUTION (注意)取り外さないでください」というシールが貼ってあります。)
がスロットに増設されているタイプ
があります。
この取り外さないでくださいというSIMMを複数同時に同じボードに挿して使うと、
スロット1に挿したものは、型番の示す容量として認識され、それ以降のスロットでは、
61SIMM(2MB分)として認識されます。
SIMMは連続していないときちんと認識されないので、注意して下さい。
また、通常の72PINのSIMMは使用できないので気をつけて下さい。
起動しなくなった場合の対処法
まず、[起動時の裏技]の「HELPメニューの内容、SWITCHコマンドの内容の初期化をする。」
を行ってみて下さい。
また、なにか増設したりした場合は、増設したものすべてをはずしてみるといいです。
電源を入れた直後に、黄色や赤色のメッセージが出る場合はメモリやマザーボードに異常があるかもしれません。
起動時の「ヒポッ」がならない場合や、メッセージが名にも出ない場合はかなり重傷の場合が多いです。
その時は素直に、修理の依頼をする方がいいかもしれません。
Cバスの呼び名の由来
NEC PC-9801 / 9821 シリーズの汎用スロット(拡張スロット)のことをよく「Cバス」と呼ばれているのを聞くと思います。
この名の由来には、NEC汎用拡張バスと言うのでは長いので、略されて「Cバス」となったというのが一般的です。
言われてみると、そんなたいしたことではないですね。
交換したHDDにバックアップCD-ROMを使って再インストールする
再セットアップの裏技をひとつ紹介します。
この裏技を使えるのは、システムインストールディスク(起動用)のAUTOEXEC.BATに98CHECKがある場合に
有効です。
[1] FDを差し込み起動します。
[2] 起動中に「Windows95を起動しています」が表示されたら、すかさずF・8キーを押します。
[3] 起動メニューから 「確認しながら起動」を選択します。
[4] 次々実行して、AUTOEXEC.BATの「98CHECKを実行しますか」になったら、noを選択します。
[5]これで機種判定の呪縛から逃れられます。
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