HM2-MX233 / HM2-MX200の情報
HM2-MX233 / MX200の特徴
- MMX命令対応のCyrix製のプロセッサを搭載している。
- MX233には 6x86MX-PR233、MX200には 6x86MX-PR200が使用されている。
- MX233の動作クロックは175MHzであるが、MMX Pentiumの233MHzと同等の能力がある。
(同様にMX200の動作クロックは150MHzであるが、MMX Pentiumの200MHzと同等の能力がある。)
接続可能なパソコン
正式対応はPC-9821 Xa7/C4 Xa7/C8 のみ
HM2-MX233-N または HM2-MX200-NがNEC PC-9821シリーズ対応品です。
外見はほとんど変わりがありませんが、箱にきちんと書いてあるので、
間違えないようにしてください。(MX233-Vなど末尾が「V」の型番は
DOS/Vパソコン用です。下駄の構造に異なる部分があって一部例外を除いて
PC98シリーズでは動作しません。)
対応OS
MS-D0S Ver6.2
(メルコのページにドライバがあります。当初のカタログにはWindowsのみとなっていました。)
Windows95,Windows98
付属ファンについて
SANYO DENKI製のファンです。
以下のような記述があります。
MPU COOLER
SAN ACE
MC
109P5412H2026
DC 12V 0.06A PAT.
05814F
SANYO DENKI
MADE IN JAPAN
CPU下駄のCPU換装
K6-2に載せ換えよう
[警告]
ここで紹介する行為はメーカーのいう改造にあたりますので、各自の責任で行ってください。
メーカーの保証が効かなくなったり、故障する恐れがあります。
実は下駄部分はHK6シリーズと同じ

私が確認した限りでは、HK6シリーズと下駄の部分の構造は同じでした。
一部のロットでは違うこともあるかもしれませんが...
コンデンサの付いた基盤には、HK6という記載のあるものもあります。
HK6シリーズとの違い
現在販売中のk6-2搭載のCPUアクセラレータHK6-MDシリーズとの
違いは、搭載されているCPUと下駄の部分の設定と箱やマニュアルの
記載だけです。
つまり、K6-2は載せられる構造なのです。しかし、問題がないわけではありません。
HK6シリーズはジャンパピンが設定できるようになっていますが、
HM2ではジャンパピンがなかったり、一部が切り取られていて、
ハンダ付けされるなどしてある場合があります。
[準備するもの]
交換するCPU(K6-2)
CPUを取り外すための工具
この二つです。
電圧と倍率設定
電圧設定用のジャンパピンと、
倍率設定用のジャンパピンがあります。
どのように設定すればいいかは調査中です。
[取り外し]
CPU取り外し用の専用工具または、マイナスドライバーなどで
慎重にちっとずつ、CyrixのCPUを取り外します。
[取り付け]
K6-2を方向を間違えないように確認しながら、しっかりと奥まで
差し込みます。