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 どこか思い出に残るところに旅に出たい! ツアー、航空券、チケット、ホテル予約ならナビ得の「旅行ナビ」です。目的地、予算と日程が決まったら、早めにオンライン予約が吉です。各種調査によるとオンライン予約がおよそ8割、残りが電話・FAX、その他です。オンライン予約にはPCとスマホが6:4で利用されていて、10~30歳台はスマホの比率が多いです。TOP3サイトは国内旅行では「楽天トラベル」「じゃらんnet」「Yahoo!トラベル」です。海外旅行の主要な旅行先では「JTB」「HIS」「エクスペディア(Expedia)」や「Booking.com」が上位です。欧州、北米、南米、アジアなど各地域に強い旅行社があります。
 旅行サイトでは基本的に系列や取引関係のあるところが紹介されているのでそれぞれの旅行サイトで得手/不得手があります。専門化が進行しているのでグレードや目的によって使い分けしたほうがよくなっています。ちなみにどこでもいいから旅行に行きたい場合には直前予約のミステリーツアーは面白いです。ただし、交通機関の輸送力と宿泊地のキャパが大きめなところが目的地になりやすいので何度も利用するとダブりやかったりします。

旅行ナビ 予約先の特長
公式サイト  航空会社、鉄道会社(新幹線、特急)、ホテル、いずれも公式サイト経由の予約は正規料金です。会員、株主優待など該当する場合には割引が受けられる場合があります。
企業グループサイト  ANA、JAL、JR各社では主力路線の発着地に大規模な施設を保有しているので閑散期の稼働率低下を防ぐため営業に力を入れています。同一の企業グループが運営している航空会社、鉄道会社(新幹線、特急)、バス、レンタカー、ホテル、観光施設の利用がセットになったお得な旅行パッケージが販売されていることがあります。条件によっては会員、株主優待など該当する場合には割引が受けられる場合があります。
旅行ECサイト、旅行会社  大別すると宿泊や航空券・切符を仕入れて販売する場合と、予約の仲介をする場合の2通りです。前者はツアーを構成して大量に販売します。後者はマイルやECサイトのポイント、朝食セットなどの特典をつけて公式サイトよりもやや安い価格で販売します。サイトの知名度を活かして送客することに強みがあります。
鉄道会社、バス会社  鉄道会社やバス会社が企画・募集するツアーがあります。日帰りや提携宿泊施設を利用するプランを用意しています。東京観光のバスツアーで有名な「はとバス」が人気です。一部の会社のプランでは低価格で盛りだくさんの内容にするためにオプショナルツアーとして別料金になっていたり、販売色の強い施設(お土産、健康食品、化粧品、アクセサリーなど)に立ち寄ることがあります。
クローズド(限定企画)  数量が限られているため特定の客層へ紹介するのみで一般には販売されない超高級ホテル・旅館、同じ趣味の人達へ販売される限定ツアーなどがあります。(例:アイドル、歌手のファンクラブ)
組合員限定(福利厚生)  健康保険組合、労働組合など組合員限定のツアーや宿泊施設が提供されることがあります。申込者が組合員であれば、そのほかの参加者も利用可能な場合もあります。
(未予約)当日利用  多くの施設で予約キャンセル分がある場合には当日利用も可能です。また、急な利用客に対応できるようにすべて販売せずに余裕分を持っていることがあります。

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旅行先のトレンド

映画、ドラマ、アニメの聖地巡礼

 ロケ地や舞台となった地域が話題の人気スポットになります。イベントやお祭りなどの催し物も行われるので気分がアガること間違いなしのスポットです。推しの人の行動を追体験したりと楽しめます。

 架空の地域を舞台に制作された聖地のない人気映画やアニメではその世界観をもとに創り出したテーマパークが行先になります。ディズニーランド、USJなどが鉄板です。アニメパーク「ニンゲンノモリ」(兵庫県)、ジブリパーク(愛知県)やムーミンバレーパーク・メッツァビレッジ(埼玉県)のようなアニメの空想世界を観光施設化した場所はハマる人としょぼいと感じてしまう人と個人の感覚の違いが出やすい場所です。

著名人が紹介したインスタ映えポイント

 突然話題になるのがインフルエンサーが紹介するスポットです。地域や商品ブランドなどとタイアップして商業的に行われる感じのものと自然にバズっているものなどいろいろです。自然に流行っている場合には制御が効かないので渋滞したり、長時間待ちが発生したりと快適には利用できなくなっているので要注意です。
 ボリビアのウユニ塩湖の平らな水面に鏡のように映し出される空、スカイツリー/東京タワー、富士山のきれいに撮影できる写真映えポイントなど世界各地にフォトジェニックスポットがあります。季節、天気や時間帯など様々な条件があるので1回の旅程で思うように撮影できないこともあります。

大規模なお祭り

 毎年のお祭りはもちろん、4年や10年ごとに行われる周年祭、例大祭が行われるパワースポットではお祭りの開催期間に合わせて人気の旅行先になります。あらかじめ開催日が決まっていて旅行のスケジュールが立てやすいので満室になる前に早期予約して、チケットや移動手段を確保しておくといいでしょう。青森ねぶた祭(青森県)、祇園祭(京都府)、よさこい祭り(高知県)、博多祇園山笠(福岡県)、仙台七夕まつり(宮城県)、さっぽろ雪まつり(北海道)など

新規開通、ニューオープンスポット

 鉄道の新規開通やテーマパークのニューオープンは一度きりなのでその瞬間を一緒に祝いたい人で人気があります。取材しておきたいメディア関係の業界人、ユーチューバー、ブロガー勢も押し寄せます。気になっていた人たちが多ければ多いほど再生数・アクセス数が稼げますし、その後の盛り上がりにもよりますが長期間にわたって視聴されるコンテンツになりやすいです。

終了間際スポット

 鉄道、遊園地などが営業を終了し閉鎖されることが発表されると終了間際に一時的に人気スポット化することがあります。いつか行こうと考えていた人達や昔の思い出に浸りたい勢が押し寄せます。思い入れのある人は確実に予約してタイミングを逃さずに訪れたいですね。なお、鉄道の最終日は記念に写真に残したい撮り鉄勢が押し寄せます。興味がない人は近づかない方がいいです。

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根強い人気のスポット

フード

 世界的に有名になった地域一番店といわれるお店へ行くのが目的の旅というのも大ありです。伝説の職人・森田一夫氏が握る寿司「小松弥助」(金沢市)、 「鮨 銀座 おのでら 総本店」(東京都中央区)、豊洲市場の大行列店の人気すし「寿司大」(東京都江東区)、明治20年創業の老舗「日本橋蛎殻町 都寿司」で修業した杉田孝明氏が握る江戸前鮨の屈指の予約困難店「日本橋蛎殻町 すぎた」(東京都中央区)、挙げればきりがありません。季節の食材、出汁、器を愉しむ和食の名店「日本料理 晴山」(東京都港区)、「松川」(東京都港区)、「銀座 しのはら」(東京都中央区)、ご高齢の方や海外からの大切なお客様へのおもてなしにもおすすめです。

 日本から世界へ流行を創り出したラーメン、うどん、てんぷら、すき焼き、しゃぶしゃぶ、とんかつも各地に名店がそろっています。

 一方で気軽に楽しめる郷土料理、ローカルフードを味わえる料理店での飲食が人気です。地元で愛されているご当地ローカルチェン店の庶民の味、コスパのよいB級グルメも楽しみの一つです。例えば、福岡県の3大うどんチェーン店「ウエスト」「資さんうどん」「牧のうどん」のごぼ天(ごぼうのてんぷら乗せ)、静岡県の炭焼きハンバーグ/ハンバーガー/ステーキの「さわやか」、東京都や近郊の駅前に展開している「名代 富士そば」、福島県・茨城県にあるフラミンゴ館や水族館のある「シーフードレストラン メヒコ」など、行かなければ体験できないお店がいろいろあります。

 そして、SNSで口コミが拡散するようになった近年では観光地のフードは高くてまずいという古い常識を覆す優良店が増えています。空港、ターミナル駅、道の駅や市場などに付属の観光施設に入っていて楽しめるところが増えています。

ショッピング

 旅の思い出と一緒に形に残る物がある幸せ、旅先で陶器や工芸品を選ぶのも楽しみの一つです。旅先とはかけ離れた地域で工業的に大量生産した品物(お土産グッズ)も増えているので、しっかりとしたお店で買うこと、自らの目利き力を磨いておくことも大事です。

エンターテインメント

 旅先の劇場、舞台、アミューズメント施設のショー、コンサートの鑑賞も非日常を楽しむことができるのでおすすめです。

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旅行のあれこれ

「飛び込み利用」は厳禁

 TVバラエティ番組や旅行番組で見かける宿泊当日にホテルや旅館に行って受付で「部屋ありますか?」って利用を申し出る「飛び込み利用」は利用者・ホテルの双方のために厳禁です。ホテルの宿泊料金は割引なしの正規料金(定価)になります。ホテル側としては需要がわからない状態では料理の準備が出来ませんし、スタッフのシフトも入れられません。利用した場合にはサービスが悪くなる可能性が大です。

 日本一周旅、行き当たりばったり旅のような行けるところまで行って宿泊するスタイルの自由な旅をしてみたい気持ちはわかりますが事前に計画して無理のない範囲で移動して宿泊が安心です。個人旅行ではYoutubeの旅行企画のようにトラブルや事件発生を狙うことは避けるべきです。やらせまでいかないにしても盛って大げさに演出して面白さを出そうとしていると思います。

ダイナミック・プライシング(変動価格制)

 従来から旅行業界では繁忙期には高く、閑散期には安くという季節制の価格体系が導入されていますが、近年、ネット販売の増加に伴い、コンピューターで動的に価格を変動させる仕組みが導入されて始めています。航空関係では日ごとの便や席種によって価格が違います。残席が多いときは安めで残席が少なくなると高くなるように値付けが行われています。仲間と旅行に行こうと各自が予約した場合に、早く予約した人が安く、後から予約した人が高くなってしまうということが起きます。

 ダイナミック・プライシングと似ているのですが直前割があります。空席・空き部屋になるのを避けるためにチケットや部屋が割引販売されます。東京駅や新宿駅など競争の激しい地域で多いのですがツアー出発前の前泊に当日遅い時間(深夜)に部屋の残りを格安で処分するビジネスホテルを利用するのも手です。

口コミや利用者評価について

 旅行サイトや地図サービスの各スポットには口コミを投稿したり、利用者が評価を付けることができるようになっています。グレード(価格帯)、規模、世間一般の評価と比較して、評価が乖離している場合には気を付けなければなりません。1日~10人規模の一組限定の宿、~20人規模の民宿、100人、1000人と利用する中大規模の宿泊施設で口コミ数が突出して多い場合には人為的に操作されている可能性もあります。施設側が利用者に対して評価をした画面を見せるとプレゼントがもらえるというようなキャンペーンを行うことがあります。
 口コミや評価が投稿された時期に極端な偏りがないかをチェックします。利用中/利用後にスマホから投稿するので、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始に増えているかもしれません。季節性のあるスポットでは特定の時期に集中することがありますがそれは自然なことです。(注目の施設であればオープン時や報道されたときに投稿が多くなることはあります。)  評点に関してもレジャーランド、ホテル、お土産屋のような営利目的の施設と公園や記念碑のような公共的な施設が同列になっているので同じ★4の値でも評価尺度が異なっています。★5や★1のような極端な評価コメントを鵜呑みにせずに、趣味・嗜好の傾向が似ている人の評価を参考にしたほうが行先を選定する際の参考になります。

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